ベトナム人と仕事する上で意識する点 part2
2,最終確認は自分自身で行うこと(ベトナム人には任せきりにしない)
何事も最終確認は自分で行った方がいいとぼくは考えます。
当たり前のことだが先日ある事件をきっかけに身にしみて感じました。
ぼくが提携しているベトナムの帽子会社との仕事上での出来事。
ぼくは今ベトナムの帽子工場に帽子の生産を発注しています。
先日ベトナムの帽子会社から発注済みのハット2000個とキャップ300個生産完了した旨送り先を教えてほしいと連絡を受け取りました。
ハットとキャップのクライアントは一緒ではないので送り先も異なる。
ハットの送り先は埼玉県◯◯市キャップの方は東京都◯◯区とベトナムの帽子会社に報告しました。
さっそくエアーでの輸送の手配をしてもらい次の日には帽子をベトナムから日本へ輸送してもらいました。
2日後には日本の工場に到着完了する予定でした。
2日後ハットのクライアントから僕に連絡が入りました。
輸送完了の連絡と思い電話に出ると
「ハット到着いたしました。それとは別に知らないキャップが届いてます」とのこと。
ベトナムの帽子会社が間違えて二つの製品の送り先を同じにして発送したのだ。
僕は焦りに焦りました。
すぐにハットの工場からキャップの工場へのトラックを手配。
3時間後には無事キャップのクライアントに商品が届いてことなきをえました。
今回ハットとキャップの送り先が埼玉県と東京都で遠くなかったため大きな事故に至らなかったんですがもしキャップの送り先が九州の福岡だったらどうなっていただろう。トラックでの運送が1日かかって納期に間に合わなかったかもしれないです。
ぼくはさっそくベトナムの帽子会社に今回の事件の原因を確認したところ
エアー手配担当の従業員が送り先同じだと勘違いして輸送してしまった。のが原因ですとのこと。
ああ、ベトナムっぽいな。とぼくは感じました。なぜかぼくは納得してしまったんです。
ぼくはやはり今ベトナムで仕事をしているのだ。と再認識した瞬間でした。
最終確認を行わずにベトナムサイドに任せきりにしていた僕にも非があり大きい事件には繋がらなかったため次回から最終確認の制度を変更することにししました。
変更したのは今後ぼくが直接最終確認をすることにしました。
荷物を発送する前に僕に一報入れてもらい
送り先、日付、発送品の確認を僕の目で工場で直接行うことにしました。
これからはすべての事柄の最終確認は僕自身で行うべきだと僕は考えました。
上記は日本で仕事をする場合でも当てはまるとぼくは考えます。
結局一番信用できるのは自分自身だとぼくは考えます。
毎日慣れない地で文化が違う人たちと仕事していてトラブルは多く発生していますが
トラブルが起こる度に学ぶことが増えています。
よく耳にする"失敗から人は学ぶ"をベトナムで僕は毎日体現できています。
今までは失敗を体現する機会が少なく
"ただ聞いたことがある言葉"だったものが実際に失敗を体現して意識してみると言葉が180度意味を変えてぼくに考えさせてくれます。
トラブル発生
→何が原因か考える
→原因に対しての最適なアプローチ法を考える(どのようにアプローチしていたら未然に防げたか、もしくはトラブルを最小限に抑えることができたか)
→アプローチ法を自分に貯蓄する。
ぼくが考えた失敗から人が学ぶプロセス。
現状ぼくが毎日使用しているプロセス。
他にもっといいプロセスあれば教えていただきたいです。
今日も読んでくださりありがとうございます