ベトナム人と仕事する上で意識すべき点 part1
ベトナム人と一緒に仕事をし始めて約1ヶ月。
彼らが仕事の時にどういう性格なのか少しずつわかってきました。
それらを踏まえて今回はベトナム人と仕事をする上で意識すべき点を僕なりにまとめてみました。
ベトナム人について知らない人にとっては大変興味深い記事になると僕は考えます。
また、このブログを書くことによって僕自身に意識すべき点を再認識させる点においては今回のブログは僕にとっては価値があるモノになりそうです。
(元々このブログを開設した目的の一つとして僕の備忘録という目的がありました。)
ベトナム人と仕事する際には以下の2つを注意すべきだと僕は考えます。
1,ベトナム人への指示の行い方
2,最終確認は自分自身で行うこと(ベトナム人には任せっきりにしない)
1,ベトナム人に指示を行う際に意識する点、
それは”言い方を強くしすぎない”ことです。
ベトナム人は人に上からモノを言われることを”極端に”嫌がる性格だと僕は思います。
例え自分より立場の上の人間からの指示でも言い方が”強い、命令口調すぎる”と感じるとベトナム人は指示を快く受けようとしないです。
もしくはふてくされて与えられた指示を適当にこなす傾向があると僕は思います。
もちろんほとんどの人間が人から上から何かを言われることは自体を嫌がると僕は考えます。
しかしベトナム人はそれを”極端に”嫌がると僕は考えます。
日本人は上司からの命令は当たり前のようにこなすと僕は考える。
例え命令口調で指示されようとも
「この人は私の上司だから、自分の方が年下だから」
と命令口調で指示され自分がその指示に従順に動くことを正当化して気にも留めないと僕は考えます。
最近の僕はベトナム人に指示を行う時には対等な関係のように指示を行うように意識しています。
ある日「この作業やっとけ」(ニュアンス的に)とベトナム人に指示を行いました。
次の日彼は僕の指示を無視して別の作業をしていました。
僕は驚いて彼にどうしてやっていないのか。
と尋ねたところ「言い方が気に食わなかった」の一点張り。
困った僕はとにかく先に謝り「これやってもらえるかな?」(ニュアンス的に)と”お願い"したところ彼は快く引き受けてくれ数時間後には指示通り作業を完璧にこなしてくれてました。
その晩僕はベトナム人の友だちに相談しました。
「今日こんなことがあったんだよ」
とそうすると友だちは
「ああ、ベトナム人は人に上から何かを言われるのを”極端に"嫌う性格だよ。
反対に言い方を”お願い”にしてみると快く受け入れてくれる。」と教えてくれました。
僕はその日の経験が身に染み付いていたので友だちが教えてくれたことは大いに納得できました。
その日を境に指示を行う時に命令口調ではなく”お願い”にすると彼らは一生懸命指示をこなしてくれました。
小さなことを変えるだけで結果が大きく変わりました。
これはブログのネタのために大げさに書いているわけではないです。
本当に”言い方"を変えるだけで作業効率が上がったんです。
このブログを見てもしベトナム人と一緒に仕事をする機会がある、
これから一緒に仕事する機会がありそうな方々はベトナム人と仕事をする際には
上に書いたことを意識すればベトナム人とのコミュニケーションは非常にうまくいくと僕は考えます。
もっとも日本人と仕事する際でも上記は適応できると僕は考えます。
上記を意識すれば一緒に仕事する人たちの働き方は変わると僕は考えます。
※ここ一番で威厳を保つべきシチュエーション、会社最大のプロジェクトの立ち上げで一発目の号令の時、会社の存亡が懸かっていて強めの指示を出さなければいけない時などの節目のシチュエーションは別だと僕は思います。
日常業務の中で何かを頼む時は命令はあまり必要ないと僕は考えます。
日本では自分の地位はそこまで高くないにも関わらず威張り散らして命令する人が多いと僕は考えます。
言い方を少し変えるだけで指示を出された人間が見違えるように良い方向に変わると僕は考えます。
そこから生まれる結果も良い方向に変わると僕は考えます。
そこには何もプライド、自尊心などは必要ないただ”語尾を少し変えるだけ”だと僕は考えます。
上記は僕の体験をもとに僕の考えを述べただけなので僕の考えを述べる際は「僕は考える、思う」と付けています。
もちろん全てのベトナム人が命令が嫌いではなく、全ての日本人が命令口調ではないのは僕は知っています。
上記に関して自分の考えは違うぞ。という方はこんな考え方もあるんだなー。程度に見てください。
2つめの最終確認は自分自身で行うこと(ベトナム人には任せっきりにしない)に関しては次のブログ記事で書きます。
今日も読んでくださりありがとうございます