9月2日は今年最後のベトナムの祝日 店閉まりすぎわろた(わらえん)
ベトナム民主共和国が独立宣言により成立。
東南アジア初の社会主義国家が生まれた日です。
独立記念日とあって街のあらゆるところにベトナムの国旗があります。
タクシーの上にも国旗が飾られています。
今日はベトナムの街の雰囲気がいつもと少し違うように感じます。
ベトナムは1年に祝日が6回ほどしかないらしいです。
また、今日の建国記念日の祝日が年内最後の祝日のため
ベトナム人は全力で休んでいるように見えます。
ジムはクローズされており
行きつけのローカルレストランも営業していませんでした。
調べてみると日本の1年間の祝日の日数は16日なので
それに比べるとベトナムの6日という数は少ない気がします。
日本が祝日の数が多いのかベトナムが少ないのかはわかりませんが…
家の近くのフランスレストランは営業してました。
フランスレストランだからベトナムの祝日は関係ないぜー。って感じですかね。
働いてるのはベトナム人なんですけどね💧笑
彼らもさすがに数少ない祝日は休みたそうに働いてます。
ぼくは学生の頃にあまり真剣に歴史を学んでいなかったので
ベトナムの建国記念日については今日まであまり知りませんでした。
独立宣言、ホーチミンさんについて幾つか調べてみたので
少し書いていこうと思います。
まず最初にベトナムの独立宣言とはどこの国からの独立を宣言したかについて。
これは「日本」です。
9月2日に主席ホーチミンによって日本による植民地支配からの独立を宣言しました。
19世紀頃、ベトナムはフランスに侵略され、フランス領インドシナとして植民地となりました。
その後太平洋戦争が起こり日本がフランスから支配権を奪取、そこから日本がベトナムを支配し始めます。
1945年9月2日日本がポツダム宣言により降伏したのと同時にベトナムの独立宣言が発表されました。
ぼくは日本がベトナムを支配してたことを知りませんでした…なんという知識不足。
おそらく小中高の歴史の授業で学んだと思いますが知らなかったです。
独立宣言についてを調べてみてぼくが1番に考えたのは
なぜベトナム人は支配されていたにもかかわらず日本人に優しく接してくれているのか。ということ。
ぼくの勝手な考えでは支配=悪(嫌がらせ)なので、
歴史の背景上ベトナム人からしたら日本人は悪者のイメージがあってもおかしくはないのではないかと考えます。
しかしベトナムに住み始めてぼくは一度もベトナム人から変な対応を受けたことはありません。
ここでの変な対応とは無視だったり、罵声、差別などのことをぼくは書いています。
むしろ逆でベトナム人は日本人のぼくにめっちゃ優しく接してくれます。
大げさに表現しているのではなく
彼らと話していて彼らが本当に日本人のことを好きというのが伝わるんです。
レストランではたくさん話しかけてくれ、
日本出身と知るとご飯大盛りのサービスをしてくれたり
日本はどんな国、何が有名なの?と興味を示して話しかけてくれます。
ベトナム人の友人もベトナム人は日本が大好き。と言うほどです。
今日フランスレストランで働いているベトナム人、
彼女が休憩時間の時にはお互いの英語の勉強のために雑談をする。
その時に日本から支配されていてどうしてベトナム人は日本が好きなのか率直に尋ねてみた。
彼女はこう答えました。
「私自身は独立宣言の時に生まれてなかったから気にしていない。
もちろんベトナム人の中にまだ気にしている人はいるかもしれない。でも本当に少数。
歴史上では支配されていたけど実際に支配していたのはあなたたちではないでしょう?
それと、日本人はすごく礼儀正しいよね。
このレストランで長く働いていて日本人お客さんはたくさん接客してきた。
でも、感じが悪い人が一人も見たことないの。
日本人は必ず”Thank you”を言う。当たり前だけどその当たり前を普通にこなしているあなたたちを尊敬しているわ。」
彼女たちは過去を見ているんじゃなくて今現在を見てくれているのだ。
ホーチミンにはたくさんの日本人がいる。
彼らが素晴らしい行動をしてくれるから日本人=礼儀正しい。というイメージが根ずいている。
ぼくも今後ベトナムに訪れる日本人のためにも改めて日本人としての自覚を持って行動すべきだと感じた。
何も気を張って行動しなくてはならない、無理に礼儀正しく振舞うというのではなく、ただ自然に当たり前のことを当たり前に行えばいいだけなのだ。
ぼくらの当たり前の行動は世界では称賛されています。
今日も読んでくださりありがとうございます。